【FTJ-11】 次世代有機ELの展望

4月13日 [水] 13:30~16:00

コースリーダー: 山形大学 城戸 淳二
サブリーダー: トッキ(株) 津上 晃寿

有機ELディスプレイ市場動向
~スマートフォンの登場で小型有機ELは急展開、大型はどうする~

[講師] 
アイサプライジャパン(株)
京都オフィス ディスプレイ・ディレクター
増田 淳三


<講演内容>
小型有機ELディスプレはスマートフォンの台頭で急速に成長を始めた。タッチスクリーンと抜群の相性で活路が開けた。大型有機EL(テレビ用)は踊り場である、その活路はどこにあるのであろうか。

<講演者プロフィール>
旧松下電器産業(株)にて電子管開発、CRT海外工場展開を担当、テレビ、モニター市場への販売開拓に携わる。1997年米国Stanford resources 入社以来、ディスプレイ市場分析を担当、M&AによりiSuppli、IHS-iSuppli 現在に至る。
有機EL市場については2000年より一貫して世界市場分析を担当。 山形大学客員教授兼任。

高分子発光材料の最新技術動向とディスプレイ製造に向けた課題と展望について

[講師] 
住友化学(株)
筑波研究所 グループマネージャー
土田 良彦


<講演内容>
種々の塗布法が適用可能な高分子発光材料は、プロセスの簡易性等の点で、次世代ディスプレイ用材料として大きく期待されている。本講演では、高分子発光材料の高効率・長寿命に向けた取り組みと成果について紹介するとともに、塗布法によりディスプレイを製造する上での課題と対応、今後の見通しについて解説する。

<講演者プロフィール>
1990年3月、東京大学大学院理学系研究科 博士課程修了。住友化学工業株式会社に入社。
1994~1996年、高分子有機EL材料開発に従事。本社部門などを経て、2007年高分子有機EL開発に従事。CDTの子会社化に関する業務の後、研究グループマネジャーとしてデバイス開発に従事し現在に至る。

次世代大型有機ELディスプレイ基盤技術の開発(グリーンITプロジェクト)

[講師] 
(独)産業技術総合研究所
光技術研究部門 ディスプレイ技術研究統括
茨木 伸樹


<講演内容>
大型OLEDディスプレイは、大型・高精細化の進む薄型TVの低消費電力化を狙う次世代技術としての期待が大きい。このプロジェクトでは、電極成膜、透明封止およびEL成膜技術の開発を進め、フルHD 40インチ型以上で40W以下を実現する低コスト量産製造の基盤技術確立を目指す。

<講演者プロフィール>
1973年3月東北大学卒業。1975年3月に東北大学修士課程修了。
1975年4月に(株)東芝に入社、ディスプレイ部品材料の研究開発に従事。
2002年4月に東芝松下ディスプレイテクノロジー(株)に転籍。技監、執行役員を経て2008年6月に定年退職。
2008年8月より、(独)産業技術総合研究所、現在に至る。
アモルファス・シリコンTFT-LCD、低温ポリシリコンTFT-LCDおよび有機ELディスプレイの研究開発に従事。
SID学会の特別功労賞(2000年)、Fellow(2002年)、市村産業賞(2001年)等。
米国SID理事、IDW組織委員長、有機EL討論会代表 等。

(敬称略)

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